ヘアケアの基本 | ヘアオイル基礎知識
ヘアオイルの選び方と使い方|タイプ別・つけ方の基本
「ヘアオイルを使ってみたけど、なんとなくベタつく」「種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」——そんな声を、サロンでもよく耳にします。
私自身、現場でお客様の髪を見ながら感じるのは、選び方と使い方をほんの少し変えるだけで、仕上がりの印象がずいぶん変わるということです。
この記事では、ヘアオイルのタイプ別の特徴と、自分の髪に合った選び方・基本の使い方をまとめています。
ヘアオイルには「タイプ」がある
ひとことでヘアオイルといっても、原料や質感はさまざまです。
まず大きな分類を知っておくと、選ぶときに迷いが減ります。
天然由来のやさしいオイル
アルガンオイル・ホホバオイル・椿油など、植物から抽出したオイルです。
比較的さらっとしたものからリッチなテクスチャーまで幅があります。
自然由来の成分が好みの方に選ばれやすいタイプです。
香りは素材によって異なり、ほぼ無臭のものもあります。
軽いつけ心地でまとまりやすい
ジメチコンなどのシリコーン成分を主体としたオイルです。
伸びがよく、髪表面をなめらかに整えてくれるため、指通りのよい仕上がりになりやすいのが特徴です。
ベタつきにくく、さらっとした使用感を求める方に人気があります。
コーティング力が高くツヤが出やすい
流動パラフィンなどを使ったオイルで、髪の表面をしっかりとカバーしてくれます。
ツヤ見えしやすく、乾燥によるパサつきを抑えたいときに使いやすいタイプです。
ただし量が多いとベタついて見えることもあるため、少量ずつ調整するのがポイントです。
自分の髪質に合った選び方
タイプがわかったら、次は自分の髪の状態と照らし合わせてみましょう。
選ぶときに意識したいポイントを整理しました。
🔹 細毛・軟毛:軽めのシリコン系か、さらっとした植物性オイルが合いやすい。
重たいオイルはペタッとした印象になりやすいので少量から試すのがおすすめ。
🔹 太め・硬め・くせ毛:保湿感のある植物性オイルやミネラルオイル系がなじみやすい。
まとまりにくい方は、ドライ後にしっかりなじませる使い方が合うことが多い。
🔹 カラー・パーマ後の髪:刺激の少ない成分のものを選びたい。
使用後の感じ方には個人差があるため、少量から様子を見ながら使うのが基本。
🔹 頭皮が気になる方:地肌にはつけず、毛先中心の使い方を意識する。
頭皮のトラブルが続く場合は皮膚科などの医療機関への相談がおすすめ。
ヘアオイルの基本の使い方
正しい順番と量を意識するだけで、仕上がりの質感がかなり変わります。
私がサロンでお伝えしている基本の手順をご紹介します。
適量を手のひらに広げる
量の目安は、ショートで1〜2プッシュ、ミディアム〜ロングで2〜3プッシュ程度が一般的です。
ただし製品の粘度によって適量は異なります。
まず少なめに出して、足りなければ足すのが失敗しにくいやり方です。
手のひら全体に薄く広げてから髪につけると、ムラになりにくくなります。
毛先から中間に向かってなじませる
根元や地肌にはつけず、毛先から中間を中心につけるのが基本です。
手のひらで髪を包むようにして、やさしくなじませましょう。
ゴシゴシこすると摩擦が生じるため、やさしく押さえるイメージで。
このひと手間で、べたつき感が出にくくなります。
仕上げにスタイルを整える
なじませたあと、表面の髪を手ぐしで軽く整えるとツヤが出やすくなります。
アウトバス(タオルドライ後・ドライ後)どちらでも使えますが、
ドライヤー前に使う場合は熱が加わることを念頭に、少量から始めるのが安心です。
仕上がりの感じ方は髪の状態や使う量によって変わるので、少しずつ自分に合う量を見つけてみてください。
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よくある質問
まとめ
ヘアオイルは、タイプ・量・つける場所の3つを意識するだけで、使用感がずいぶん変わります。「なんとなく合わなかった」という方も、ぜひ一度使い方を見直してみてください。仕上がりの感じ方には個人差がありますが、自分の髪の状態に合ったオイルを丁寧に選ぶことが、日々のスタイリングをもう少し心地よくする第一歩になると、私は思っています。
監修:田中 佑介(美容師・管理美容師)
※本記事は一般的なヘアケアの情報提供を目的としたものです。効果・効能を保証するものではなく、髪や頭皮の感じ方には個人差があります。ご使用の際は各製品の表示・使用方法をご確認ください。気になる症状や不安がある場合は、専門の医療機関にご相談ください。


