くせ毛・うねりとのつき合い方|乾かし方とスタイリングの基本

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ヘアケアの基本 | くせ毛・うねりケア

くせ毛・うねりとのつき合い方|乾かし方とスタイリングの基本

美容師監修
監修:田中 佑介(美容師・管理美容師)

「朝セットしても、湿気で広がってしまう」「乾かすたびに方向が決まらない」——私のサロンにも、そんな悩みを抱えてご来店される方がとても多いです。
くせ毛やうねりは、コントロールが難しいと感じやすいもの。でも、乾かし方とスタイリングの順序を少し変えるだけで、仕上がりの手触りやまとまり感が変わることがあります(個人差はあります)。

この記事では、くせ毛・うねりのタイプ別の特徴と、現場で私が実際にお伝えしているドライ〜スタイリングの基本ステップを解説します。

まず知っておきたい、くせ毛・うねりのタイプ

ひとことで「くせ毛」といっても、その形状はさまざまです。自分のくせのタイプを知ることが、扱い方を選ぶ第一歩になります。

波状毛

ゆるくうねる「S字型」のくせ

日本人にもっとも多く見られるタイプです。湿気の影響を受けやすく、梅雨や夏場にボリュームが出やすい傾向があります。乾かし方を丁寧にするだけで、落ち着いた仕上がりに近づきやすいです。

向いている方:湿気で広がりやすい・毛先がはねやすい方
捻転毛

らせん状にねじれた「螺旋型」のくせ

毛が細くねじれているため、乾燥するとパサつきやすく、指通りが悪く感じることがあります。ドライヤーの当て方と保湿系のスタイリングとの組み合わせが鍵になります。

向いている方:毛がパサつく・全体的にふんわり広がりやすい方
縮毛

細かくちりちりした「Z字型」のくせ

毛1本1本が細かく折れ曲がっているタイプです。引っ張りながら乾かすと一時的にまとまりやすくなりますが、力を加えすぎると切れ毛の原因になることも。テンションのかけ方に注意が必要です。

向いている方:全体的にちりちりしていてスタイリングがまとまりにくい方

乾かし方でまとまりが変わる|基本のドライ手順

ドライヤーの使い方は、くせ毛のコントロールにおいてとても大切な工程です。「なんとなく乾かす」から「意識して乾かす」に変えるだけで、その日の仕上がりに差が出やすくなります。

1

タオルドライは「こすらず包む」

洗髪後、タオルで髪をゴシゴシこするのは避けましょう。摩擦が加わると、毛が絡まりやすくなります。タオルで髪をやさしく包み込み、押さえるようにして水分をとるのが基本です。根元から毛先に向けて、やさしく握るイメージで行うと絡みにくくなります。

2

根元から乾かす|上から風を当てる

ドライヤーは根元から当てるのが基本です。毛の流れに沿って上から下へ、キューティクルの方向に合わせて風を当てると、表面がなめらかに見えやすくなります。根元をしっかり乾かすことで、毛先のうねりも落ち着きやすくなります。くせが強い方は、根元を左右に動かしながら乾かすと方向が落ち着くことがあります(個人差があります)。

3

毛先は「引っ張りすぎず、テンションを添える」

毛先を引っ張りながら乾かす方法は、うねりを落ち着かせる際によく使われます。ただし、引っ張る力が強すぎると切れ毛や毛先のダメージにつながりやすいです。ブラシや手ぐしで軽くテンションを添えながら、風を毛先の方向に流すイメージで行いましょう。最後に冷風を当てると、まとまった状態が持続しやすくなります。

スタイリングのポイント|くせを「生かす」か「まとめる」か

くせ毛のスタイリングは、大きく「くせを活かしてニュアンスを出す」方向と「くせを落ち着かせてまとめる」方向の2軸で考えると選びやすくなります。どちらが合うかは髪質や好みによって異なります。

活かす方向

くせをデザインとして楽しむスタイリング

うねりや広がりをあえてナチュラルな動きとして表現するスタイルです。ウェット感のあるオイルやクリーム系のスタイリング剤を使うと、束感と動きが出やすくなります。乾燥による広がりを抑えながら、ほどよいまとまり感を演出できます。

向いている方:ゆるいうねりがある・ナチュラルで抜け感のあるスタイルが好きな方
まとめる方向

うねりを落ち着かせてスッキリ見せるスタイリング

ストレートアイロンやブラシを使って、うねりを整えてからスタイリング剤でまとめる方法です。仕上げに軽いオイルをなじませると、ツヤ見えしやすくなります。湿気の多い季節は、スタイリング剤の量と質感が仕上がりに影響しやすいので、少量から試すのがポイントです。

向いている方:うねりが気になる・きれいめ・ストレート系のスタイルが好きな方
現場でよく伝える5つのポイント

① タオルドライはこすらず「押さえる」
② ドライヤーは根元から、上から下へ風を当てる
③ 完全に乾かしてからスタイリング剤をなじませる
④ スタイリング剤は少量から。多すぎるとべたつきやすい
⑤ 最後に冷風を当てると、形が落ち着きやすくなる

おすすめを知りたい方は:「くせ毛・うねりおすすめ比較」へ
あわせて読みたい:「正しい乾かし方」の記事へ

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よくある質問

くせ毛は雨の日や梅雨に特に広がりやすいのはなぜですか?
髪は空気中の水分を吸収しやすい性質があります。くせ毛はとくに毛の断面が均一でないことが多く、水分を吸うと部分的に膨らみ、うねりや広がりが出やすくなります。乾かしてからスタイリング剤で表面をコートしておくと、湿気の影響を受けにくい状態を保ちやすくなります(個人差があります)。
ドライヤーをかける時間を短くするコツはありますか?
タオルドライをしっかり行うことが最初のポイントです。水分をしっかり押さえてからドライヤーを使うと、乾かす時間を短縮しやすくなります。また、ドライヤーは根元から乾かし始めることが大切です。毛先だけ先に乾かそうとすると、根元が乾かないまま時間がかかりやすくなります。
くせ毛にはどんな髪型が扱いやすいですか?
くせの方向や量感に合わせたカットにすることが、日々のスタイリングのしやすさに大きく影響します。重さで落ち着かせたいのか、軽くして動きを出したいのかで、カットのアプローチも変わります。担当の美容師に「くせがある」ことを事前に伝えておくと、扱いやすい髪型を提案してもらいやすくなります。

まとめ

くせ毛・うねりは「扱いにくいもの」と感じがちですが、タイプを知って、乾かし方とスタイリングの順序を整えることで、毎日の仕上がりが変わりやすくなります。まずはドライヤーの当て方から、ひとつずつ試してみてください。効果や感じ方には個人差がありますが、小さな積み重ねが毎朝のスタイリングをらくにするヒントになれば、と思います。

監修:田中 佑介(美容師・管理美容師)

※本記事は一般的なヘアケアの情報提供を目的としたものです。効果・効能を保証するものではなく、髪や頭皮の感じ方には個人差があります。ご使用の際は各製品の表示・使用方法をご確認ください。気になる症状や不安がある場合は、専門の医療機関にご相談ください。

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