「乾燥だけ」と思っていませんか?
髪のパサつきを感じると、多くの方がまず保湿を意識します。
それは間違いではありません。
でも、私が現場で見ていると、乾燥対策だけでは手触りが改善しないケースが多い。
パサつきの原因は、実はいくつか重なっていることがほとんどです。
まず「何がパサつきを引き起こしているのか」を整理することが、ケアの第一歩だと私は考えています。
パサつきの主な原因を知ろう
髪がパサついて見える背景には、大きく三つの要因があります。
- ダメージによるキューティクルの乱れ:カラーやパーマ、熱ダメージが繰り返されると、髪の表面が整いにくくなります。光の反射が乱れ、ツヤが出にくく感じられます。
- 摩擦によるダメージ:タオルで強くこすったり、濡れたまま荒めのブラシを使ったりすると、髪の表面に細かな傷がつきやすくなります。日常のちょっとした習慣が積み重なります。
- 栄養バランスの偏り:食事でたんぱく質や脂質、各種ビタミンが偏ると、髪の状態にも影響が出ることがあります。スカルプ環境を整える意味でも、食生活は無視できません。
この三つが複合的に絡んでいることが多いです。
「どれが一番当てはまるか」を自分なりに振り返ることが大切です。
摩擦ダメージ——意外と見落とされがちなポイント
サロンでお客様のケア習慣を聞くと、摩擦については無頓着な方が多いと感じます。
シャンプー後にタオルでゴシゴシ拭いている方は、ぜひ見直してみてください。
濡れた状態の髪は特にデリケートです。
タオルで包んで、やさしく押さえるように水分を吸わせるだけで、手触りの感じ方が変わることがあります(個人差はあります)。
ブラッシングも同様です。
荒い目のブラシよりも、クッションブラシや目の細かいコームを使い、毛先から少しずつほぐすのが基本です。
こうした「やさしく扱う」意識が、毎日のダメージを減らすことにつながります。
ヘアケアアイテムの選び方と使い方のコツ
保湿感を補うという観点では、トリートメントやヘアオイルを取り入れる方は多いですよね。
ただ、使い方を間違えると効果を実感しにくいこともあります。
私がよく伝えるポイントを挙げると、
- トリートメントは毛先中心に。頭皮への直接使用は製品の指示を確認する。
- ヘアオイルは乾燥が気になる部分(特に毛先)に薄くなじませる。つけすぎはベタつきの原因に。
- ドライヤーの熱は20〜30cmほど離し、根元から毛先の順に当てると、キューティクルが整いやすくなります。
アイテムは「何を使うか」より「どう使うか」で、仕上がりの手触りやまとまり感がかなり変わります。
成分表示に「加水分解ケラチン」「セラミド」「アルガンオイル」などが含まれる製品は、うるおい感や指通りを補うとされています。参考にしてみてください。
食事と生活習慣も見直してみる
ヘアケア製品だけでできることには限界があります。
髪はたんぱく質でできているため、食事でのたんぱく質摂取は基本のひとつです。
また、ビタミンB群や亜鉛なども、地肌の健やかな状態を保う上で意識したい栄養素とされています。
極端なダイエットや睡眠不足が続くと、髪のコンディションに影響が出たと感じる方も少なくありません。
「外からのケア」と「内側からの習慣」を両輪で考えることが、私が現場でいつもお伝えしていることです。
まとめ
- 髪のパサつきは「乾燥・ダメージ・摩擦・栄養不足」が複合的に絡んでいることが多い。原因を把握することがケアの出発点。
- タオルドライやブラッシングなど日常の「やさしい扱い」が、摩擦ダメージを減らす上で重要。習慣の見直しから始めやすい。
- 外からのヘアケアと合わせて、食事・睡眠など生活習慣も整えることで、髪のコンディションが変わりやすくなる(感じ方には個人差があります)。
💡 あなたのお悩みにおすすめの美髪アイテム
【PR・アフィリエイトについて】本記事にはアフィリエイト広告(楽天・Amazon等)を含みます。商品リンクから購入された場合、当サイトが報酬を受け取ることがあります。
※紹介内容は化粧品の効能効果の範囲に基づく一般的な情報であり、効果・感じ方には個人差があります。治療・診断を目的とするものではありません。
監修・編集: 美容師・管理美容師 田中佑介/出典: 各製品の公式情報・公的機関の一般情報をもとに編集/情報時点: 2026-06-25(価格・仕様は変動する場合があります)



コメント