ヘアケアの基本 | ボリューム・ぺたんこ髪のケア
ぺたんこ髪・ボリューム不足の対処|乾かし方とアイテム選び
朝スタイリングしたのに、昼には根元がぺたんとしてしまう。
そんな経験、私も美容師として毎日のように相談を受けます。
この記事では、ぺたんこ髪になりやすい原因と、乾かし方・アイテム選びの考え方を現場目線でお伝えします。感じ方や仕上がりには個人差がありますが、ケアの基本を知ることで、日々のスタイリングがぐっと取り組みやすくなります。
なぜぺたんこになるの?原因を整理しよう
ボリューム不足には、いくつかの要因が重なっていることが多いです。
原因をひとつずつ整理することが、ケアの第一歩だと私は思っています。
皮脂・シリコンの蓄積による根元のべたつき
頭皮の皮脂が過剰になると、根元の髪が頭皮に張りつきやすくなります。
また、ヘアケア製品のシリコンなどが蓄積すると、髪全体が重くなり、ふんわり感が出にくくなることがあります。
乾かし方の癖による髪の流れの固定
髪は濡れているときに形が決まりやすいです。
そのため、自然乾燥や分け目と同じ方向に乾かす習慣が続くと、ボリュームが出にくい流れに固定されていきます。
髪のコンディションによる重さ
ダメージを受けた髪はキューティクルが開きやすく、水分を抱えて重くなることがあります。
その結果、根元が立ち上がりにくく感じることも。
ボリュームを出す乾かし方のステップ
ドライヤーの使い方ひとつで、仕上がりの印象がかなり変わります。
私がお客様にお伝えしているポイントを順番にご紹介します。
タオルドライで水分を丁寧に取る
濡れた状態のまま長時間放置すると、髪が重力に引っ張られてぺたんとしやすくなります。
タオルは頭皮をやさしく押さえるように使い、できるだけ早くドライヤーに移りましょう。
ゴシゴシこするのは髪への負担になるので、やさしく取り扱いましょう。
根元を「逆方向」に起こしながら乾かす
乾かすときは、分け目と反対方向に髪を持ち上げながらドライヤーをあてましょう。
指を頭皮に入れながら根元を持ち上げるイメージで動かすと、根元がふんわりとした仕上がりに近づきます。
風は上から下ではなく、根元に向かって斜めにあてるのがポイントです。
最後に冷風で形を落ち着かせる
温風で乾かしたあとに冷風をあてると、形が定着しやすくなります。
時間がないときは、乾いた髪を手でやさしく冷ますだけでも仕上がりが落ち着きやすいです。
この一手間が、ボリューム感を長持ちさせるコツのひとつです。
ボリューム不足に合わせたアイテムの選び方
シャンプーからスタイリング剤まで、選ぶアイテムでも仕上がりは変わります。
「なんとなく選んでいた」という方は、ここを見直してみてください。
軽めのテクスチャーで頭皮スッキリ系を選ぶ
ボリュームが出にくい方には、頭皮の皮脂汚れをすっきり洗い流せる、さっぱりめのシャンプーが向いていることが多いです。
保湿成分が豊富なしっとりタイプは、髪が重くなりやすい場合があります。
ただし、乾燥が強い方はバランスをみながら選びましょう。
根元につけず、毛先中心に使う
トリートメントやコンディショナーを根元から塗布すると、皮脂と混ざって根元がべたつきやすくなります。
耳より下・毛先中心につけることで、髪をやわらかく扱いやすい状態に整えながら、根元のボリュームも出しやすくなります。
軽いテクスチャーのムース・パウダー系を選ぶ
オイルやクリームタイプは髪に重さを加えるため、ぺたんこ髪には向かないことがあります。
根元に使うなら、ボリュームアップを意識したムース系やスタイリングパウダーが扱いやすいです。
毛先に少量使うだけでも、指通りやまとまりが変わる場合があります。
乾かし方とアイテム選びの早見まとめ
ポイントが多いと感じた方は、まずここだけ押さえておきましょう。
✔ タオルドライをしっかりして、ドライヤーをすぐにあてる
✔ 根元を逆方向に持ち上げながら乾かす
✔ 仕上げに冷風で形を落ち着かせる
✔ シャンプーはさっぱりめ・軽めのテクスチャーを検討する
✔ トリートメントは根元を避けて毛先中心に使う
✔ スタイリング剤はムース・パウダー系の軽いものを選ぶ
✔ 感じ方や仕上がりには個人差があるため、自分の髪質に合わせて調整する
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よくある質問
まとめ
ぺたんこ髪の対処は、高価なアイテムを揃えることより、乾かし方の習慣を見直すことから始めるのがおすすめです。根元を逆方向に持ち上げながら乾かす、トリートメントを根元につけない、スタイリング剤を軽いものに変えてみる。こうした小さな積み重ねが、日々の仕上がりの印象を変えるきっかけになることがあります。感じ方や効果には個人差がありますので、自分の髪質に合わせてゆっくり調整してみてください。
監修:田中 佑介(美容師・管理美容師)
※本記事は一般的なヘアケアの情報提供を目的としたものです。効果・効能を保証するものではなく、髪や頭皮の感じ方には個人差があります。ご使用の際は各製品の表示・使用方法をご確認ください。気になる症状や不安がある場合は、専門の医療機関にご相談ください。


