ヘアケアの基本 | スタイリング
【美容師監修】ヘアアイロンの正しい使い方と温度|髪に負担をかけにくい基本
毎日使うヘアアイロン。実は、使い方や温度の設定ひとつで、髪への負担のかかり方は変わってきます。「なんとなく高温で、同じ場所に何度も当てている」——そんな使い方になっていないか、この機会に見直してみませんか。
この記事では、美容師の視点からヘアアイロンの正しい使い方と温度の目安を、髪に負担をかけにくい観点でわかりやすくお伝えします。今日からすぐ実践できる基本ばかりです。
使う前の準備が、仕上がりを左右します
アイロンを当てる前のひと手間で、仕上がりと髪への負担が変わります。まずはここから。
髪は「完全に」乾かしてから
いちばん大切な基本です。濡れた髪・半乾きの髪にアイロンを当てるのは避けましょう。水分が残った状態で高温を当てると、髪に大きな負担がかかりやすくなります。根元までしっかり乾かしてから使いましょう。
ブラッシングでもつれをほどく
もつれたままアイロンを通すと、引っかかって余計な力がかかります。先に軽くとかして、髪の流れを整えておきましょう。
ブロッキングで少量ずつ
髪を上下・左右に分けてクリップで留めておくと、一度に挟む量が減り、少ない回数でムラなく整えやすくなります。
温度の選び方 ── 高ければいいわけではありません
「早く形をつけたいから高温で」と考えがちですが、温度は高いほど髪への負担も大きくなりやすいもの。まずは目安を知っておきましょう。
一般的に美容師がよく使うのは160〜180℃前後。髪が細い方・カラーをしている方は低め(140〜160℃)から、しっかりクセを整えたい方でも180℃前後を上限の目安に。まずは低めの温度から試して、髪の状態に合うところを見つけるのがおすすめです。
同じ温度でも、当てる時間や回数で負担は変わります。「低めの温度で、すべらせるように、一度で」を意識すると、余計な熱の当てすぎを避けやすくなります。
正しい使い方 4ステップ
少量の毛束を取る
一度にたくさん挟むと、内側まで熱が届かず何度も通すことになりがち。毛束は少なめに取るのが、結果的に効率的です。
根元は少しあけて、すべらせる
根元ギリギリではなく少し離した位置から、止めずにゆっくりすべらせます。同じ場所で止めると熱が集中しやすいので、動かし続けるのがポイントです。
強く引っぱりすぎない
まっすぐにしたい一心で強く引っぱると、髪に負担がかかります。軽いテンションで、すべらせるイメージで十分です。
同じ場所に何度も当てない
一度できれいに通せるよう、毛束の量と温度を調整します。何度も往復させるのは、負担が積み重なりやすいので避けましょう。
やりがちなNG
気づかないうちにやってしまいがちな使い方を、あらためて確認しておきましょう。
使ったあとのケアも忘れずに
スタイリングのあとは、髪が熱を受けた状態です。洗い流さないタイプのケアアイテムを毛先中心になじませておくと、日中の乾燥や摩擦から守りやすくなります。翌日のシャンプー・乾かし方の基本とあわせて、トータルで髪をいたわっていきましょう。
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よくある質問
まとめ
ヘアアイロンは、「完全に乾かす・温度は高すぎない・少量ずつ一度で・同じ場所に当てすぎない」——この基本を押さえるだけで、毎日のスタイリングがぐっと扱いやすくなります。道具選びとあわせて、使い方の基本も味方につけていきましょう。
監修:田中 佑介(美容師・管理美容師)
※本記事は一般的なヘアケアの情報提供を目的としたものです。効果・効能を保証するものではなく、髪や頭皮の感じ方には個人差があります。気になる症状や不安がある場合は、専門の医療機関にご相談ください。


