いつも右側の髪がはねてしまうのはどうして?
「美容室で仕上がるときはならないのに、家でいつもは右側がはねてしまうのよね・・・」
というお客様が多いです。
「左右同じにスタイリングを意識しているのに同じ仕上がりにならない!どうして!?」
あなたもそんな経験はありませんか?
今日はそのことについてお伝えします。
原因は髪の生え方
日本人の約8割の方はつむじから右回りに巻いて髪が生えています。
写真で見るとこんな感じです。
この場合ほぼ右側がはねます。
でもどうしてつむじが右巻きだと右側がはねるのでしょうか?
それはつむじの巻き方により髪の生え方も左右で違うからなんです。
写真で見てみましょう。
まずは左側から
この方(スタッフの磯村です)はそんなに生え癖が強くないのでわかりにくいかもしれませんが、矢印のように前に向かっての髪が生えているのが見えますね。
続いて反対の右側は
左側とは違い根元が後ろに向かっているのが確認できます。
左右で同じ生え方をしていないことがよくわかりますね。
さらによく見ると右側の髪は左側よりも根元がつぶれて生えています。
本人もいつもはねるのは右側だそうです。
後ろからの写真にわかりやすく書いてみると
このような感じです。。
右側の髪がはねるのは根元がつぶれているのが原因です。
右側の髪の根元が左側よりもつぶれて生えるのは、つむじからの生え癖があるからということになります。
つむじが右巻きの方は左側の根元はつぶれていないので、右側よりもはねないでまとまりやすく扱いやすい傾向にあります。
左巻きのつむじの場合は左側がはねやすいということになりますね。
この左右の違いは縮毛矯正やパーマで解決しようと思っても、あなたの生え癖を理解していて、その生え癖に対応した施術をできる美容師さんでなければおそらく難しいと思います。
たとえ解決できても髪は伸びるので半月もすれば、やはり根元がつぶれて生えている右側が扱いにくくなります。
薬剤施術を繰り返すことでダメージを受けてしまい、よりまとまらない状態になってしまう危険もあります。
そこで私たちフェリーチェでは毎日のドライヤーを、あなたの生え癖に合わせた使い方に変えていくことを提案しています。
実はこの生え癖からくる髪の問題を解決するのには、ドライヤーの温風で根元のボリュームを均一に起こして乾かしてあげることが効果的です。
左右の生え癖が違うので左右で同じ使い方をすることはほぼありません。
左右でやり方を変えていかないといけないんですね。
次回はその具体的な方法をお伝えしていきます。
「いつも右側がはねる」
そんなあなたはぜひとも参考にしてくださいね。