髪が抜ける症状はどういうものがあるの?
秋は髪が生え変わる時期です。
春の育成期に向けて、この時期にしっかりケアしていくことが良い状態の髪を育成するために大切になります。
ではまず抜け毛の症状というのはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは美容室で予防が可能な症例を2つ紹介します。
○びまん性脱毛症
部分的ではなく毛髪全体が薄くなるのが特徴です。
目に見える症状が出るまでに徐々に進行するので気が付きにくく、症状が悪化してしまうことが少なくありません。
頭髪全体が薄くなり、分け目や頭頂部の皮膚が透けて見えるようになります。
抜け毛が増える、ツヤがなくなるなどが起こり、更年期前後から症状が出始めることが多く、老化現象と諦めてしまいがちです。
【原因】
加齢による女性ホルモンの急激な減少や、経口避妊薬(ピル)によるホルモンバランスの乱れ。
ストレスによるホルモンや自律神経のバランスの乱れ、血管収縮による血行不良。
過度なダイエットによる栄養不足、偏った食生活による血行不良。
洗浄力の強いシャンプーを継続的に使ったり、日に何度もシャンプーしたりすることで起こる頭皮トラブル。また、シャンプー、コンディショナーなどのすすぎ残しによる頭皮トラブル。
乱暴なブラッシングや、間違ったヘアケアも要因となります。
≪対策≫
びまん性脱毛症は原因さえ取り除けば症状が改善されやすいので、原因をしっかり見極めて対策を行いましょう。
ストレスやダイエット、過度のヘアケアなどは髪の毛や頭皮に大きな負担がかかります。
これらを含めた生活習慣を見直し、心も体もストレスのかからないことが大切です。バランスの取れた食生活や適度な運動もとても重要です。
心配しすぎてストレスとなっても症状が悪化してしまいかねないので、育毛用・頭皮用のシャンプー剤などをしようするなどして不安をなくしていきましょう。
○牽引性脱毛症(結髪性脱毛症)
長時間頭髪を強く引っ張られる状態が続いたときに発症する脱毛症のことで、ヘアスタイルの関係上、女性に多い脱毛症です。
主に強く引っ張られていた髪の生え際や分け目といった部分の毛が細くなったり、切れやすくなったりするなどして地肌が透けて見えるようになってしまいます。
必ずなるという訳ではありませんが、長年同じスタイルを維持していると起こりやすくなります。
【原因】
必ずなるという訳ではありませんが、ポニーテールのように髪を強く束ねたりするようなヘアスタイルを常時していると起こりやすくなります。
引っ張られる毛根への過度の負荷が原因で発症しますので、育毛剤の塗布などの対症療法を行っても発毛・育毛に繋がりません。
男性が分け目をずっと固定していると、その部分から薄くなりやすいという傾向もあります。
≪対策≫
毛根に負担を掛けてしまうような髪形を避け、マメに頭髪の緊張状態を和らげてあげることで自然と回復します。
しかし、あまりに長時間髪型を変えずにいたり、そのまま放置すると、髪が細いままになったり、最悪の場合、生えてこなくなったりする場合もあるので注意しましょう。
常時同じ髪型をしたり分け目を固定することが決して悪いわけではありませんが、ちょっとした気分転換にもなりますので、たまには髪の分け目を変えてみたり、違ったヘアスタイルに挑戦してみてもよいのではないでしょうか?
ほかにも出産後に起こる分娩後脱毛症や
皮膚科の診断が必要となる脱毛症もありますが、美容室でもっとも多くみられ、予防により解決できる症状を紹介させていただきました。
いかがでしょうか?
「わたし、そうかもれない」
と思うときは対策を参考にしてみてくださいね。
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